冷たい風の強い、寒い1日でした。今日が祭日であることをオジさんはマッタク頭に入っていなかった。一日治療室でボケーッとしていた。散歩も小学校周りを一周のみ。かなり退屈でイネムリばかりの僕でした。
ボケーッとしていたオジさん、昨日の散歩でのことが・・・。信号を渡ろうとしたが、車の通行が少なく、”青”なのか?”赤”なのか?渡れないでいると、「青ですよ。渡れるよ。」って、小学生?の男の子が声をかけてくれた。「ありがとう。」 ちょっとした声カケ、デモオジさん、小学校での福祉学習がこんなところで・・・。思わずにっこり。
ソシテ城ヶ島公園からの帰り道歩道が切れてU字型の車止めが。僕は止まって知らせたがどうやって避けようか、オジさんは?そこに観光客が声をかけてくれた。「車止めがありますよ」 「有難うございます。どっちへ避けたら良いか、探っていたところです。」 今考えてみれば、右に出れば避けられたんだけど・・・。車止めがどのような形で設置されているのかが、オジサンには?声をかけてくれた方が、僕に向かって「左に出て、いや、そっちじゃなくて、こっち、こっち」ぼくは?そこでオジサンはどうしたら良いかちょっと困った。「犬に話しかけないで下さい。」と言って良いものかどうか?親切に僕たちに教えてくれているのに。相手に不快な思いをさせないよう、どう願いしたらよいのか?今回オジサンは、僕に一生懸命方向を支持している方に、僕を誘導。それもコマンドを使わずに。なぜかって?今までの経験で、オジサンがコマンドを出すと、教えてくれている人のホトンドが、オウム返しに、こまんどを言い、僕はかなり混乱したことがある。
道や場所を教えてもらうのにも、何か良い言い方が無いものか?皆とは言わないが、僕(盲導犬)の方に、声をかけて誘導しようとする人が意外に多いんだよね。せっかくの親切に水を差すようで、オジサンも、どのような言い方で、オジサンに説明してくれるように、お願いしたら良いのか?「あ~、難しいよなぁ。」 はっきり、「盲導犬には声をかけないで下さい。」って言ってしまえば簡単なんだけど。デモオジサン言いぷり、悪いからなぁ。オジサン思案中。