昨日、今日、少し蒸し暑い。それでも午後からは風が吹き出し、蒸し暑さも一段落。今日は散歩も「どうしようかなぁ。」 デモ商店街に今晩のおかずを買いに。風が強くなり、道を渡るのに、車の走る音が聞こえにくいオジさん、横断歩道もかなり慎重。その慎重さが僕に伝わり、、僕も少し歩きにくい。こんな2人6脚の日もあるんだ。
家に戻って、オジさんふっと、考えた。「もし僕がいなかったら、、、。」、今日みたいに風の強い日の外出は? いや、風の強い日ばかりではない、日常の買物や外出が、自分の時間で、できるだろうか?どうしても人の手助けを借りなくてはならない。デモそれは手助けをしてくれる人の時間に合わせること。そうすると自分の時間はどうしても犠牲になる。僕といることにより、自分の時間は、無駄も少なくなる。と言うことは、、僕は、オジさんのために充分?役に立っているということだぁ。そう、だからオジさん、昨日のような失敗は少しは目をつむってくれても。
ソシテ、僕はもうすぐ6歳、先のことはわからないけど、オジさんと一緒に歩けるのは最大であと4年。今考えることではないのだろうケド、僕との別れの時、オジさんは、どんな態度をするんだろう?にっこり笑って「ご苦労さん」と言ってくれるのかなぁ。それとも「ありがとう」、いやきっと涙ぽろぽろカも知れないなぁ。今のオジさんの心ん中は。
「う~ん、、、?」
PWさんのブログを覗かせてもらうと、ヤハリその別れの時が読んでいて心に来るものがあるんだって。僕もそうだけどPWさんにいっぱい愛情をもらって、オジさんのところに来て、、こうして楽しく?オジさんとの生活をもう3年半。PWさんも、きっと僕が盲導犬として活躍していることで、僕を送り出してくれたことを喜んでいると思うんだ。オジさんも僕が来て沢山喜んでいる。(キット)そして、盲導犬協会、PWさん、ソシテいろいろと盲導犬にかかわってくださっているすべての皆さんに感謝することは決して忘れていない。もしPWさんが、パピーとの分かれる時の涙、それ以上の幸せと安全な歩行を手に入れて喜んでいる、オジさんもいるんだ。
なんか、ふと、オジさんは、、、。何かまとまらない話になってしまったなぁ。(ポリポリ)