午前中、国立C大学の大学院生Nさんが、商品(飲料)の識別に関する研究のデータ集めのために来崎。オジさん少しは役に立ったのかなぁ。
午後からONEを兼ねて、小学校周りのコースへ。僕はどうも先読みをして、オジさんのコマンドの前に、いつもの行きなれた方に体を向けてしまう。今日はそれを修正する為に、オジさん徹底的に、僕が行こうとする方の反対方向にコマンドを。僕の迷いはかなりのもの”なんでだよ~”。まっすぐに歩いていると「Stop Back go]僕またうろうろ。小学校の校門までの長かったこと、長かったこと。でもおかげでオジさんのコマンドで動くようになりました。明日になると、どうなっているかはわからないけどね。
小学校の校庭を覗いていたら、4年生の女の子たちが数人僕に挨拶に来てくれた。この前僕(犬)にはじめてさわった子や僕の友達のSちゃんも。そして福祉祭りで、僕とハーネス歩行を体験した子も。すんげえや。皆僕の友達。そんな中でオジさんに誰となく質問が始まった。やはり視覚障害者が、ひとりで生活をどうして出来るのかがどうも理解できなかったようだ。オジさん、も何とか分かってもらえるように、たとえ話を入れながら一生懸命答えていたよ。そして今度は僕のほうにお鉢が回ってきた。僕のONE twoの始末はどうするの?かって。
僕、オジさんにone two ベルトを付けられて、皆の前で「ワンツーワンツー」!そんなぁ~、してきたばっかりで~、それも小さなレディー達の前で~”オジさん、まったくいろんな事をやらせるんだからぁ。まったくぅ、僕にとっては、大変な?福祉学習の続き。そうそう、それからコマンドに従って歩く練習、暗くなってから、小学校周りを一周したら、この前よりもずーっと、うまく誘導できたし、オジさんも歩きやすそうだったんだ。やっぱり繰り返しの訓練は大事なんだなぁ。