今日は、1日中、治療室で待機の日になってしまった。外に出たのは、オジさんの昼食時と、one two の2回。いくら待つのも僕の仕事とはいへ、オジさんの都合だけで待つのは、なんとつらいことか。この間、オジさんは、一言も言葉をかけてくれないし、僕があきて、ゴソゴソと動き出すと、「静かにしていろ」。盲導犬とは、なんというつらいものなんだろう。
でも、今日のオジさん、アホなジイさん(おじいさん、ごめんなさい)に変身。one two の行き帰りに、2度も同じ失敗を。ドアーがしまっているので、僕は、ちゃぁんとと待って待っているのに。「早く入れ」「何をやってんだ」僕を横にどけて、ドアーにゴッツン。「ああ、締まっていたのかぁ」だって。まぁ、これを、2回もやれば、オジさんと呼ばずに、明日から、ジイさんと呼ぼうかな。