「今日は祝日だったんだぁ。」 そんなの僕には関係ない。オジさんは休みの日は午前中いっぱい寝ることにしている。「それが俺の健康法。」 なんて、マッタク、わけの分からないことを・・・。今日はマッタク祝日であることを忘れているって言うか、何の記念日かも、頭の片隅に置き忘れている。「建国記念日?おお、ソウだった。デモ、紀元節。う~ん?」
午後になって、城ヶ島大橋の見える県道から「うらり」へ。ヤッパリ祝日、いつもより人が多い。ウッドデッキでベンチを探したけど、人が座っていて、、僕ちょっとどうしていいのか?オジさん、人の話し声でベンチが空いていないことを確認。傍らの船の停泊する2段の会談のところへ座って一服。今日は僕に話しかけてくる人はいなかった。の・ん・び・り。
このウッドデッキまで来るときに、すれ違う人とオジさん、2 3度肩がぶつかった、「あっ、すみません」と謝ったが、答えが返ってこない。「あっ、すみません。」といってくれる人が多いですが。それは別に良いんだけど、人って、意外と僕(盲導犬)のこと、気が付かないのかなぁ。そう言えば、、時々、すれ違う人と肩がぶつかるよなぁ。道が狭いからかなぁ。それもあると思うけど、結構気が付いていない人が多いみたいだ。狭い道では、前から来る人に気が付けば、止まって交わすこともあるけど・・・。
狭い道で、立ち止まって話し込んでいる人も、そばまで行って、「すみません」と声をかけて気付く人も。また、「あっ、びっくりしたぁ。」なんて、そばに来てから気付く日とも。まだまだ、盲導犬の存在は、・・・。