散歩をどうするか、オジサンの悩みの暑さは続いている。いつもの3時過ぎは、とても散歩をする元気も無い。5時過ぎに治療室を出たけど、涼しさは感じられない。フーッ ハァ ハァ。それでも新しく出来た二町谷の公園を目指して歩き出す。公園の入り口からの公園内のレイアウトは、オジサンの頭の中は、まったくの白紙。入り口を入ってとりあえず右へ。エンジンをかけたままの車が止まっている。外に人の気配をかんじたおじさん「すみませーん、公園はこっちでいいんですか?」 なんという運のよさ、話しかけた人は、漁港事務所の職員。公園までと公園内のレイアウトの説明をしてもらったが、要領を得ない、公園内を一緒に行って説明してくれと依頼したが他に行くところがあるとの事、しかしオジサンが必要に説明を求めると、同行してくれ、一応のレイアウトを確認。やはり、僕盲導犬が、オジサンを誘導していくものと皆さんは誤解している。僕(盲導犬)は、あくまでも障害物、段差、角を見つけて、オジサン(ユーザー)に知らせる。それによりおじさん(ゆーざー)が僕(盲導犬)にコマンドを出し、僕(盲導犬)は、障害物を回避したり、段差を上り下り、
を直進したり曲がったりするだけ。それを、職員に伝えながら道と公園を確認。
せっかくの新しい施設も、視障者には使い勝手が悪いことを、職員もわかってくれたと思う。だけどこれからどのような誰でもが使い勝手のよい公園にしていってくれるか?
デモ、仕事中の忙しい中、僕とオジサンの2人6脚のためにいろいろと協力してくださった、漁港事務所のSさん、Oさん、ありがとうございました。
オジサンはここで僕を泳がせようと考えていたけど、満潮の時はよさそうだけど、、、。やはり二町谷の湾のほうがよさそうかもです。
治療室に戻った時、反対側からオジサンに声をかけてくれる美女3人?、いつも仕事でカウンター越しでしか見たことの無い、信用金庫のお嬢さんたち。急いで道路を渡ってご挨拶、ご挨拶。はじめまして?そう、初めてと一緒のようなもの。みなに挨拶をして僕、
大ま・ん・ぞ・く!僕、カウンター越しに見るよりもでかかったみたい。デモ、初めてのご対面、今日は良い日になった。