外は北風、でもお日様はぽかぽか。出たくない派のオジさんはごろごろ。出たい派の僕は、オジさんの後を追廻し、膝を前足でひっかいて、要求サイン。このサイン、僕がオジさんに何かを要求する時に出すサイン。ほとんど要求を効いてもらったことはないけどね。午後になってやっと重たい腰を上げたオジさん、マナーコートとハーネスを着けて「Go straight」
大乗寺坂(階段)をあがって二町谷に。途中三小の4年生の二人の男の子に声をかけられた。「浜の方に行くんなら、一緒に行こう」浜に出て富士山が見えるかを聞いたら「見えないよ」う~ん、富士山はオジさんを見捨てたか?!二人と別れ、「うらり」の方へ。「うらり」のウッドデッキで一休み。その帰り際、二匹?の犬が吠えかかる。「無視しろ、無視しろ」、僕しらんぷり「やっぱり、利口だなぁ」の声がかかる。前を通り過ぎる瞬間、一匹が吠えながら飛び出した。僕ちょっとビックリして前に飛びのいた。オジさんこれには”カチン”と来たけどジッとがまんの、、、。後ろの方で、「Noでしょう、駄目でしょう」のこえが、「今頃言わないで、前を通る前に、気を付けてくれりゃあいいのになぁ、キャニー」 まったくだよね。
「うらり」を出て家の前を通り過ぎ三小を一回り。校庭では、少年野球の練習中。そこで、初声小の4年生の男の子が声をかけてくれた。「ここまで練習に来てるのかぁ。頑張ってな」「はい」
家に着いたら、オジさんはゴロン。オジさんが座ると僕はオジさんの膝をひっかいて要求。出たがらない派のオジさんは知らん振り。出たがり派の僕は要求サイン。でもついに要求は却下。「ハウス!」の一言で、今日の外出は終わったのです。