昼間は暑くて外には出してもらえなかった。夕方涼しくなってから三歩兼夜間歩行の予備練習に。今日は、商店街を通り抜けて坂を上り市役所前を通り家に帰るコース。昨日とは反対周り距離も3分の2くらい。商店街も途中までは順調、しかし、止まっている車を避けて「よって」 「Good」で、ン?「今、どこにいるんだ?」 立ち止まってオジさんは周りを観察。「う~ん、分からん」こんなときに限って、人も車も通らない。オジさんの「よって」で、僕はとりあえず”よって”。でも、どの場所によったのか、オジさんには分からない。オジさんはまた、周りを観察。車の音がして、オジさんは、やっと方向を確認できた。オジさんが思っていた方向とは逆のほうを向いていた事になる。
やっと道に出て歩いてきた女の子にもう一度方向を確認やっと家路に。車を避けて”よって”をしたときに、あったはずの建物がなくなり駐車場になっていて、そのまま中に入っていってしまったのが原因。「これじゃぁ、真っ暗になったら、もっとやばいな」
僕という盲導犬と歩いているオジさん、言ってる事が変だよ。昼でも夜でも僕たちがしっかり目の役を果たしているんだから「「分かっているんだけど、他の人たちは、たいしたもんだなぁ。」 。